2007/05/21

初雪の恋

2007.05.20 初雪の恋

 監督:ハン・サンヒ
 出演:イ・ジュンギ、宮崎あおい

 韓国向けの京都観光案内映画と思ったら、どうも日本映画らしい。
 それでも、韓国のテレビドラマの域をでていない出来としか思えないのは、韓国へ売り込もうという魂胆なのか?
 はたまた、日本の韓流ファンを鼻で笑ったような制作意図なのか?
 イ・ジュンギは可愛いのだけれど、学芸会レベルでは人の心は動かせない。
 それが目当てのおばちゃん(?)に袋だたきに遭いそう。

 観た理由の一つ、京都ロケ地判別に望んだものの、主たる舞台の 松尾大社は分からなかった。
 東山方面を想定してしまったのは、清水寺界隈に惑わされたか? もっと、ちゃんと見て歩かねば。

 もう一つの理由の宮崎あおい(若手演技派No.1とは言え、ライバルなんかいない)は、20代を迎え(22だそうな)ここから難しそうだと思っていたのだが、もうすでに大人の落ち着きの表現も身につけているようで、まだ期待できそうと感じたのですが、さていかに?

 一夜明けて、京都のロマンチックな状況の余韻だけが頭の中をめぐっていることに、物語の内容はともかくとしても舞台としての装置・環境にはもってこいの場所であることを再認識させられました。
 女性に人気があるのは理解できますが、男こそロマンチックであるべきと思うのですが……

 京都で「国内異文化コミュニケーション会議」「文化博」のようなことをやれたら、面白いのではないだろうか?
 日本人は、文化のルーツは京都・奈良(東京ではない)と思っているはずでしょうし、ガイジンも喜ぶのではないでしょうか。
 映画とは関係ない京都の話しになってしまいました。

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